人をパターンで分類するのは悪?

目安時間 8分

人はいくつかのパターンに分類されます。
最もわかりやすいのが、男か女かという分類です。

最近では、同性同士の結婚も合法になるような国すらでてきて、社会全体がおかしくなってきてしまっていますね。

人間は、元々、男と女に分けて神によって創造されているのですから、男と女の役割が異なって当然です。

男に子供を産めといって、できるはずがありません。

脳みその容積も男と女で異なります。

得意分野もそれぞれ違います。

空間認知部分の脳みその体積は、相対的に、男性の方が大きいです。

それゆえに、地図を読むのは、男性のほうが得意です。

逆に、短時間の間に、脳みそのモードを切り替えなら、あちこちに目を配ることを得意とするのが、女性です(並行して複数のことを思考しているのではなく、ごくごく短い時間で、あれこれ、別の思考に切り替えて処理しているのです)。

男子は、直面する何かの問題に対して、それを解決することが得意で、その問題が解決したときに、達成感とプライドを感じます。

これに対して、女子は、何かの問題に直面した場合、そのことについての感じたことを、誰かに聞いてもらいたい、自分の状況を理解してもらいたいと思っています。

もちろん、その程度は、人によって違うのですが、このように男と女に与えられた役割の違いなどを把握しておき、その得意分野と不得意分野を知った上で対応に当たると、とてもスムーズにいきます。

私は、ソフトウェアなどの対応窓口の仕事を引き受けてやっていたことがありますが、これを意識するようにしてから、とてもスムーズな対応ができるようになりました。

例えば、女性からの相談の場合、ITリテラシーの低い人が相手であると、非常に厄介ではあります。

ただ、そのときに、ただ単にこちらから操作方法を案内するだけでは満足してもらえません。

いったん、相手が感じているフラストレーションを受け止めて、
『それがいかに大変なものであることを、こちらは理解していますよ』
ということを伝えるようにしてから、大変に喜ばれて感謝されながら、かつ、ソフトウェアの問題も解決できるようになりました。

逆に、これを男性の顧客にやると、
「そんなことはどうでもいいから、早く解決策を教えろ!なんか隠してんのか?」
という反応になってしまいます。

なので、適宜状況に応じて対応は柔軟に変化させる必要はありますが、相手が男と女であるかということではっきりとパターンを区別してこそうまくいくものなのです。

「人類平等」という概念は、1776年辺りの、米国独立戦争、フランス革命のころに確立された概念です。

これは、自分たちがやっている悪事がばれないように、「人類平等」という耳触りのいいスローガンを掲げているのです。

そんな偽りの教えにホイホイとついていっては成功はありえません。

男と女の分類以外にも、【大切にしている価値観】による分類というものもあります。

価値感としてなにを重視する人なのか、つまりその人が
・知恵・知識を重視する人
・世話好き・愛を重視する人
・行動、勇気を重視する人
・システム、規律を重視する人
なのかによって、人の反応はまるっきり異なります。

私は、知恵・知識、システム、規則性などを重視する価値観の人間なので、例えば、パソコンのスペックなどは、自分で表を作って、最高のパフォーマンスを得られるもの買いたいというタイプです。

パソコンショップに行ったら、あれこれ質問してきて、
「じゃああなたには、これが一番おすすめです」
というような販売員の対応の人を最も嫌います。

たいていの場合、自分は、パソコンショップの店員よりも詳しいです。

全部をくまなく比較しないと気が済まないわけですよ。

それとほぼ対局にあるのが、世話好き、愛を重視する価値観の人です。

この人達は、規則やお堅い理論よりも、社交性、貢献生、チームワークなどを重視します。

例えば、私が入社した頃は、新人研修で、保険点数の計算方法など、複雑な問題をみんなで解くという実習がありまし。

僕としては、まず自分で計算して、答え合わせ的な形で他の人とディスカッションしたいという気持ちが強かったのですが、

私の周りの人たちは、初めからみんなで寄ってたかって、計算過程から喋りながら答えに行き着きたい人たちで、やり方のコンセプトが合わず、苦労しました。

今思えば、価値観の違いによる、学習の取り組み方の違いだったということですね。

というわけで、人それぞれのパターンについて知っておくと、非常にストレスフリーになりますし、得をします。

交渉が非常にスムーズになります。

交渉では、相手が発している言葉の背後にある感情が何か、ということを意識して会話することができるようになるので、言葉となっては直接 表れてこないかもしれない不安や苛立ち、真の問題について理解して、それを解決に導くことができるようになります。

そして、相手に大変に喜ばれながら、あなたのビジネスを拡大していくことが容易になってきます。

私のクライアントには、当然、男性も女性もいますし、同じ案件を扱う場合でも、
話す相手が男なのか、女なのかによって、強調する点や、返答の仕方を意図的に変えるようにしています。

何も考えなくても自然とそれができる人はそれで良いのですが、
私のような理系の人間にとって、そこは意識して、敢えて脳の中のスイッチを切り替えるように努力しないといけないのです。

コミュニケーションで、この点を使えるなぁと思ったら、是非活用してみてくださいね。

私はこれらのことを、交渉学のコースにて学びました。

「交渉」というと、腹の探り合いで、相手が苦境に陥るような法外に安い値段で、案件を受注する、みたいな、駆け引きみたいなイメージがあります。

でも、本物の交渉について学ぶと、勝負事のような駆け引きではなくて、相手の問題解決になることを、正しく提示して活用してもらうことで、
相手も幸せ、こちらも幸せ。そして、そのプロジェクトを通して、社会全体が幸せにするということが可能になるのです。

誰も損することはありません。

このように、人のパターンというものをある程度分類して、それぞれの分類に合った対応方法を使えるようにしておくなら、ストレスが少なく、貢献度の高い、効率的で人々に愛されるビジネスを拡大していくことができるようになりますので、是非活用してみてくださいね。

最後まで読んでいただき、有難うございます。

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当サイトの管理人:Joseph Rion

管理人の30代の脳科学マーケターです。

日本生まれ日本育ちの日系ユダヤ人です。

ジョセフは、京都大学大学院 理学研究科を卒業し、社会人のクライアントに、すぐに稼ぎに繋がる勉強を教えるコンサルティングをしています。

4ヶ国語を話し、語学、化学専門分野の知識をわかりやすくお伝えすることが得意です。

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